ブログを書きはじめて、あらためて他のブロガーさんの書いた記事を読んでいると、いろんな刺激を受けます。
で、今回引っかかったのが「名もなき家事」問題です。
ミスチルのやつニャ
それは「名もなき詩」ですね。
たぶん関係ないです。
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名もなき家事とは
名もなき家事とは、炊事や掃除、洗濯といった、いわゆる家事として確固たる地位を築いているものではなく、決まった名称を持たない(こまごました)家事労働を指す言葉です。
例えば、「シャンプーを詰め替える」「ゴミを分別する」「脱ぎっぱなしの服を片付ける」などが挙げられます。
こまかいニャ
そう、こまかい家事です。
でも、これらすべてが欠けることなく行われているからこそ、家の中がスムーズにまわります。
逆に言えば、名もなき家事をする人がいなければ、不具合が生じることになります。
シャワー浴びててふとシャンプーを見ると空だったときの、なんとも言えない脱力感とイライラする気持ち、分かるでしょ?
お風呂嫌いだからわからないニャ
…
用をたそうとトイレに入った時に、トイレの猫砂が少なくなっててトイレ後の「砂かけ」が十分にできなかったらイライラするでしょ?
それはストレスニャ!(怒)
それです。
「誰か」がやってくれているこまごました家事、一つひとつはちいさいことなんですけど、それがちゃんと行われていないと生活はうまくまわらなくなってしまいます。
「誰か」とは誰を指すのか…
うちの家の場合は「僕」か「妻」の二択です。
にゃん太が自分で猫砂を補充できればいいんですが、そんな芸は仕込んでません。
…仕込んでもできないもんはできないニャ。
なので「できる人」が「気づいた時」にすることが大切になります。
ただ、ここに問題があります。
● 人により気づきのタイミングが違う
● 性格により人まかせにしてしまう
● そもそも自分の仕事と思っていない
などから、「できる人」の間での差が生じています。
そのため結局「いつも決まった人」がその名もなき家事をする羽目になりがちです。
で、してもらっている人の方はそれが「当たり前」になっているので、なんとも思わない。
「空気」と一緒で、ないと困るくせに、当たり前のようにそこにあるから、そのことに意識を向けないし気づきもしないわけです。
ただ、名もなき家事をしている人は違います。
している人にしたら名もなき家事は「空気」と一緒なわけがないです。
立派な家事労働です。
でも不幸なことに、負担を背負っているにもかかわらず、その恩恵を受けている人には気づいてもらえず、感謝すらしてもらえない。
立派なストレス源ニャ
そう!ストレス源なんです!
一つひとつは小さいなんてことない家事労働ですが、チリツモです。
誰でもできる簡単な家事労働だからこそ、「お前もやれよ(怒)」って気持ちになりやすいから余計に「している人」はイライラしやすいわけです。
たしかにニャ。
うちは「ご主人」と「ご主人の奥さん」どっちが担当してるニャ?
分担表みたいなものは作ったことはないですが、このブログを書くにあたってあらためて自分の生活を振り返ってみました。
わが家での名もなき家事問題の確認
大和ハウスさんが「名もなき家事ランキング」というものを作成してくれているので引用させていただきます。
「名もなき家事」ランキング ベスト101位 裏返しに脱いだ衣類・丸まったままの靴下をひっくり返す作業
2位 玄関で脱ぎっぱなしの靴の片づけ・下駄箱へ入れる/靴を揃える
3位 トイレットペーパーの補充・交換
4位 服の脱ぎっぱなしを片づける・クローゼットにかける
脱ぎ捨てた服を回収して洗濯カゴへ入れる
5位 食事の献立を考えること
6位 飲み終わったコップやペットボトル・空き缶を片づける/洗う
7位 子どもが散らかしたオモチャなどの片づけ
8位 シャンプー・洗剤・ハンドソープなどの補充・詰め替え
9位 資源ゴミの分別・仕分け
9位 お風呂や洗面台の排水溝に溜まった髪の毛を取り除く
お風呂の排水溝の掃除・網替え
で、わが家では僕と妻のどちらが担当しているかと言うと・・・
1位 裏返しに脱いだ衣類・丸まったままの靴下をひっくり返す作業
⇒僕>妻
2位 玄関で脱ぎっぱなしの靴の片づけ・下駄箱へ入れる/靴を揃える
⇒僕
3位 トイレットペーパーの補充・交換
⇒僕・妻
4位 服の脱ぎっぱなしを片づける・クローゼットにかける
脱ぎ捨てた服を回収して洗濯カゴへ入れる
⇒僕>妻
5位 食事の献立を考えること
⇒僕・妻
6位 飲み終わったコップやペットボトル・空き缶を片づける/洗う
⇒僕・妻
7位 子どもが散らかしたオモチャなどの片づけ
⇒僕>妻
8位 シャンプー・洗剤・ハンドソープなどの補充・詰め替え
⇒僕・妻
9位 資源ゴミの分別・仕分け
⇒僕・妻
9位 お風呂や洗面台の排水溝に溜まった髪の毛を取り除く
お風呂の排水溝の掃除・網替え
⇒僕・妻
*「僕・妻」は「ふたりとも同じくらい担当している」という意味
わが家での名もなき家事問題についての総括
…。
…。
えっと…
…いい感じじゃないニャ?
…そうですね、たぶんいい感じです。
むしろご主人の方がしていること多いくらいニャ
妻をかばうわけではありませんが、それは授乳など妻にしかできない仕事があるので、そこは「おあいこ」です。
やれる方がやったらいいだけなので。
…それ言ったら、うちの家には名もなき家事問題ないニャ
…そうなりますね(笑)
ご主人は結婚する前から「名もなき家事」やってたニャ?
実家にいるときはまったく。
カケラも気にしてませんでした、前述の「空気とおなじ」派ですね。
…最低のやつニャ
えぇ、いま思えばすべて母親がやってくれていたわけですから。
でも、なんでいまはしてるニャ?
せざるを得なかったから…ですかね?(汗)
妻の出産直後までは、僕の実家に二人とも(息子合わせると三人とも)住んでいたんですけど、その後新居を購入して引っ越しました。
妻は、妊娠中は悪性悪阻や切迫流産・早産のため自宅療養でほぼ寝たきり生活を送っていたので、出産後も体力の回復が追いつかず疲れやすい状態だったんです。
さらに、離乳食が始まるまでは完全母乳で育てていたので、授乳は必須。
授乳は妻の最重要ミッションのひとつでした。
体力が落ちている⇒授乳する⇒体力奪われる⇒家事をする余力がなくなる…
で、動けるのは僕。
できる方がするべきですよね?
いまでは妻の体力はだいぶ回復しているので、名もなき家事も含めた家事全般・育児全般は二人で分担してます。
最初が肝心ってことニャ?
いやー…どうでしょ?
結果論ですからね、僕の場合。
でも、「気づく」ことがなければまずしないし、気づいたとしても「ひとまかせ」では気づいてないのと一緒。
なので僕の場合必要だったのは
「気づく」ことと「自分がしないとだれもしない」という環境に身を置くこと
でした。
それでもしない人は「頼れる人」が現れた瞬間にしなさそうだけどニャ
そういう人には言ってさせるべきです。
まぁ、言われてからしても遅いですけどね。
ひとまかせはダメニャ
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