寒波到来らしいですよ、にゃん太さん。
寒いの苦手ニャ
にゃん太さん、いつもヒーターの前にいますもんね。
片面だけコゲますよ?
ときどき反対向いてるから大丈夫ニャ。
でもトイレが困るニャ。
なんでですか?
玄関は寒いニャ
にゃん太さんのトイレ、玄関に置いてますもんね。
ヒーターの近くがいいニャ
臭いから却下です。
バッサリニャ…
でも、これだけ寒くなってくると心配なのが体調管理…
にゃん太さんじゃないですが、暖かい部屋から廊下に出るだけでも一枚羽織りたくなります。
で、この時期の体調管理で一番怖いのがインフルエンザですよね。
ご主人は予防接種受けたニャ?
えぇ、先月末に息子がBCGの予防接種を受けに小児科に行ったので、そのついでに。
この歳で小児科の先生の前に座るとは思いませんでした。
でもそれ以上に、お会計で僕と妻それぞれの診察券(小児科)を渡された時のほうがびっくりしましたけど。
…ご主人とご主人の奥さん、小児科の診察券持ってるニャ?
30年ぶりくらいの小児科の診察券です(笑)
…って、話が逸れました。
今回は自分の復習の意味も込めて、インフルエンザについて書きたいと思います。
といっても、勤め先の病院で以前受けた院内学習会の資料を読み返すだけですけどね。
復習は大切ニャ
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インフルエンザとは
国立感染症研究所の説明を引用すると
毎年世界各地で大なり小なりインフルエンザの流行がみられる。温帯地域より緯度の高い国々での流行は冬季にみられ、北半球では1~2月頃、南半球では7~8月頃が流行のピークとなる。熱帯・亜熱帯地域では、雨季を中心としてインフルエンザが発生する。
わが国のインフルエンザの発生は、毎年11月下旬から12月上旬頃に始まり、翌年の1~3月頃に患者数が増加し、4~5月にかけて減少していくパターンを示すが、夏季に患者が発生し、インフルエンザウイルスが分離されることもある。流行の程度とピークの時期はその年によって異なる。
インフルエンザ流行の大きい年には、インフルエンザ死亡者数および肺炎死亡者数が顕著に増加し、さらには循環器疾患を始めとする各種の慢性基礎疾患を死因とする死亡者数も増加し、結果的に全体の死亡者数が増加することが明らかになっている(超過死亡)。ことに高齢者がこの影響を受けやすい。
引用:国立感染症研究所
インフルエンザシーズン到来ニャ
ほんと毎年ですが、年明けくらいから僕の病院の内科病棟にもインフルエンザで入院してくる患者さん増えますし、院内の感染対策もピリピリしてます。
普通の風邪よりもひどいニャ?
ひどくなりやすいです。
特徴的な症状は
● 発病が急激
● 38℃以上の高熱
● 全身症状:悪寒や頭痛、関節痛・筋肉痛、全身の倦怠感
● 喉の痛みや鼻水・鼻づまりなどの上気道炎症状は全身症状のあとに出やすい
● 咳もひどいことが多い
ひどいニャ
僕もかかったことありますが、あれはしんどいです。
高熱のせいでめまいが強くて、トイレまで這って行ったのを思い出します。
特に高齢者や子ども、妊婦さん、基礎疾患を持っている人などは重症化しやすいので要注意です。
インフルエンザで病院に入院してきたあとでも、肺炎を引き起こすケースもあるくらいですから、たかが感染症となめてかかってはいけません。
でも、予防接種してたら大丈夫ニャ♪
そうとは言い切れないんです。
予防接種をしていても完全に感染を防いでくれるわけではないんです。
まぁ、予防接種をしていない人よりは発症リスクは下げられますし、重症化しにくくもなるので、予防接種はした方がいいのは確かですが。
あと、予防接種してすぐに効果が出るわけではなく、効果が出るまでに3週間前後かかります。
てことは予防接種してても気をつけないといけないってことニャ
インフルエンザ感染予防対策について
予防するためにはどうやって感染するのかを知ることが大切です。
見えない相手だからなおさらニャ
その通りです。
これまでインフルエンザは「飛沫感染」と「接触感染」が主な感染経路と言われていました。
飛沫感染
:感染者のくしゃみや咳の飛沫に乗って拡散。その飛沫を吸い込むことで感染。
接触感染
:ウイルス付着したドアノブなどに触った手で、自分の口や鼻に触ることで感染。
言われていました…ってなんで過去形ニャ?
2018年1月にアメリカ科学アカデミー紀要(PNAS)電子版に掲載された論文で、インフルエンザウイルスが空気感染する可能性が示唆されているんです。
空気感染と飛沫感染って、そんなに違うニャ?
一番の違いは感染範囲ですね。
飛沫感染は咳やくしゃみの飛沫にウイルスが乗っているので、その飛沫が飛ぶ距離は2m程度で落ちてしまいますし、空気中に存在する時間も限られています。
対して空気感染の場合、感染者の呼気に含まれており広範囲・長時間空気中を漂うことになります。
!!!
ね、だいぶ違うでしょ?
目に見えないからどこに漂ってるかもわからないニャ!
そうなんです。
なので、極論すればウイルスが含まれる空気を吸うだけで感染するので、呼吸してる人はみんな感染リスクがあります
そんなのみんな呼吸してるニャ!
まぁ、全員ですよね。
なので予防対策として一番重要なのは、健康管理です。
栄養と睡眠を十分取って、抵抗力を高めておくことが大切です。
あとは予防接種、人が多く集まるところへはなるべく行かない、手指消毒をこまめにするってとこですね。
にゃん太も気をつけないといけないニャ
あ、にゃん太は気にしなくていいですよ、人のインフルエンザは基本的に猫には感染しないようなので。
それにそもそも猫インフルエンザウイルスというのはないそうです。
ぇ?にゃん太には関係ないニャ?
ないです。
人間は大変だニャ~
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