今回は育児系・家庭系の記事ではありません。
お金の話ニャ?
お金も関係しますが、一応タイトルを尊重して仕事の話です。
…どっちも一緒ニャ
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不動産投資はやりたいこと?
僕の本業はリハビリの専門職「理学療法士」なんですが、副業として「不動産投資」もしています。
今回はその「不動産投資」について書きたいと思います。
…あやしい勧誘ニャ?
ちがいます。
よくあるテクニックとか自慢とかそういう話でもありません。
書くのは「なぜ、不動産投資をはじめたのか?」ってことです。
やりたかったからじゃないニャ?
んー…
やりたいかやりたくないかでいえば、別にやらなくていいならやってなかったと思います。
でも、やりたくもないことを無理やりしているのか?と聞かれれば、そういうわけでもありません。
はっきりしない答えニャ
はじめはそんな感じだったんですよ
でも、いまはやっててよかったと思ってますよ。
本業のリハビリの仕事をしているときに感じた「漠然とした不安」とは?
先ほども書きましたが、僕の本業として病院勤務の理学療法士というリハビリの専門職をしています。
実はこの仕事をしている中で「漠然とした不安」を感じたのです。
まずはそこから話したいと思います。
「リハビリ」って言葉は、最近ではだいぶ市民権を得ているので一度くらいは聞いたことある人も多いと思いますが、じゃぁ、どんなことしてるの?って具体的に聞かれると、そのイメージは人によってバラバラなんじゃないですかね。
誤解をおそれずザックリ言えば、
なんらかの病気やケガが原因で体が思うように動かせなくなった人が、できるだけもとの生活に戻れるようアシストする
のがリハビリの仕事です。
細かく言えば、上の説明では全然足りていないんですけど、まぁ気にしないでください。
リハビリについてはわかったけど、なにが漠然とした不安ニャ?
リハビリを受ける人って理由はいろいろですが、その中にはつい昨日まではバリバリ働いてたのに、今日からベッドの上で寝たきり生活…っていう人も少なくないんです。
そういう方々ができるだけもとの生活に戻れるようリハビリを進めていくわけですが、残念ながら障害が残ってしまうケースもあります。
その障害が残ってしまったときが問題なんです。
障害にも程度があります。
国から障害者として認められて「障害者手帳」を交付されるケースもあれば、日常生活や仕事にそれほど支障を残さないケースもあります。
もちろん、その間のケース、国から認められるほどではないけど、もとの生活や仕事に戻れないケースもあるわけです。
病気やケガなんて、なりたくてなった人に僕は出会ったことがありません。
それでもある日突然、いままで当たり前だった生活や仕事ができなくなる人が実際にいるんです。
それも極マレにではなく、病院のベッドが常に埋まるくらいの人数で。
これが、僕が仕事を通じて感じた「漠然とした不安」の正体です。
でも障害を持ったら、国とかが支えてくれるんじゃないニャ?
別の記事で書きましたが、そうなるケースとならないケースがあります。
そうなるケースというのは国が障害者と認めたケースになるわけですが、障害者認定は昔よりも認定されにくくなっているのが現場の感覚です。
それに障害者認定されたからといって、生活が安泰かといえば、そうとはいえません。
もちろん、障害者手帳を交付されなかったケースならなおさらです。
…ご主人がリハビリを担当した人は、いまどうしてるニャ?
僕が担当するのは病院の入院期間中だけですので、退院後の生活について話を聞く機会は少ないのですが、入院中に患者さんやそのご家族と一緒に、退院後の生活についてイメージを共有してもらうよう話し合いを何度も行っています。
その話し合いの中では、やはりご家族の負担が大きくなるのは避けられない事が多いですね、経済的にも身体的にも。
つらい話ニャ…
そのつらい話は「対岸の火事」ではないんです。
今日、明日、もしかしたら自分や家族に起きるかもしれない「リアル」なんです。
「漠然とした不安」に立ち向かうための僕なりの答え
そんな現実に気づいても、どう対応していいかわからないまま月日が流れました。
ある日、僕は職場の(元)先輩とご飯を食べに行ったんです。
その先輩は2ヶ月の育休中に投資用のマンションを購入し、育休復帰後半年ほどで退職しました。
脱サラニャ
そうそう。
その先輩の話が、実は僕の「漠然とした不安」を軽くするきっかけをくれたんです。
僕の不安は、当たり前の日常が当たり前じゃなくなるときが、誰にでも起こり得るということ。
その不安に対しての備え方がわからないこと。
特にいまの仕事を続けられなくなったときに、自分は家族の「お荷物」になってしまうということ。
そのひとつの答えが、僕にとっては「不動産投資」だったというわけです。
タイトル「本業だけで十分ですか?」は、そのままの意味です。
日本の会社って依然として古いしきたりが多く残っているんですよね。
うちの職場もそうです。
副業禁止
これって、あまりに酷な条件だと思いませんか?
労働時間は決められていて、それ以外は個人の自由のはずなのに、その自由な時間を制限される条件なんて、普通に考えれば理不尽としかいえません。
さらに、なんらかの原因で今の仕事ができなくなった場合に、会社がなんとかしてくれるなんて保証はどこにもありません(特に労災以外)。
ひとつの職業に縛り付ける条件…
例えるなら、ひとつの財布に全財産入れているようなもんです。
その財布がなくなったら、収入はゼロです。
いまは働いて、お給料もらって、生活は安定しているかもしれない。
でも実は、そこは安定でも何でもなくて、その一歩道を外れれば崖かもしれない場所を歩いているのと同じなんです。
「不動産投資」は僕にとっての「もうひとつの財布」です。
…説得力あるニャ
不動産投資じゃなくてもよかったんですけどね、給料とは別の収入源を作れれば。
僕が求めた「もうひとつの財布」の条件は
● いまの仕事とまったく関連がないもの
● 体が動かなくても、頭さえ動けばなんとかなるもの
● 不労所得や権利所得に類するもの
● できれば副業禁止に違反しないもの
この条件に当てはまるもので、当時出会っていた投資法が「不動産投資」でした。
この条件に近いもので言えば「株」や「アフェリエイト」「ネットワークビジネス」なんかも挙がるんでしょうけど、そこは自分のインスピレーションですかね、やってみようと思えるかどうか。
それに「もうひとつのお財布」はひとつである必要はありません。
というより、お財布はいっぱいに分けている方が安心です。
保険に頼るのもひとつかもしれませんが、自分が元気なら、その元気をもうひとつの財布づくりにまわす方がメリットが大きいと思いますよ。
保険の代わりにもなりますしね。
芸は身を助けるニャ!
ま、そんなとこですかね(笑)
今回のまとめ
- 僕にとって不動産投資は「ぜひやりたいこと」というわけではない
- 「漠然とした不安」=当たり前の日常が当たり前じゃなくなるときが、誰にでも起こり得るということ
- 「もうひとつのお財布」は作っておくべき
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