正月も明けましたね。
そうみたいだニャ。
ご主人、ずっと休みだから分かりづらいニャ。
たしかに。
僕も今年ほど正月を実感しなかった年はないですね。
人混みは風邪をもらうかも知れないので極力避けてるんですが、それだと正月中はほぼ家の中。
一度、買い物に出かけたけど閉まってましたしね。
ぐーたらニャ
別にぐーたらはしてないですよ、ただ平日と変わらなかっただけです。
…とまぁ、僕の正月の過ごし方はこれくらいにして、今日の本題に入りたいと思います。
いつも本題入るの遅いニャ
住信SBIネット銀行のアンケートで気になったこと
前回、お年玉の相場を知るために参考にさせてもらった住信SBIネット銀行のアンケート結果を読んでたら、お年玉の相場以外にも興味深い結果が載っていました。
スポンサードリンク
自分の子どものお年玉は誰が管理するか
・47.2% 親がすべて管理
・22.0% 親と子どもそれぞれで管理
・30.8% 子どもがすべて管理
子どものお年玉の管理方法
(2017年調査結果/2018年調査結果 複数回答)・76.2%/76.5% 円普通預金
・20.7%/17.8% 現金のまま保管
・18.5%/17.0% 円定期預金
・ 0.9%/ 3.9% 投資信託
・ 1.8%/ 3.2% 株
引用:住信SBIネット銀行
なにが興味深いニャ?
アンケート項目ごとにみていきますね
自分の子どものお年玉は誰が管理するか
結果から分かるのは、全体の7割近い家庭で子どものお年玉を親が管理している(一部・全部)ということです。
ご主人のところはどうニャ?
僕の息子に対して、まだお年玉をいただいたことがないのでなんとも言えませんね。
でも、僕が子どもの頃は親が管理してくれてました。
マジョリティニャ。
じゃぁ、ご主人の息子がお年玉をもらったら、どうするつもりニャ?
僕が管理すると思いますよ、まだ小さくてお金の概念すら持ってませんから。
お金の概念を持ったら、息子に管理させるつもりニャ?
…そこが難しいところなんですよね。
たぶん、ほとんどの家庭で最初は親が子どものお年玉を管理していたと思うんです。
でも、今回のアンケート結果をみると、全体の3割の家庭では「子どもがすべて管理」しているようなんです。
じゃぁ、どのタイミングで親が管理していたお年玉を子どもが管理するように移行したのか?
このアンケートにその項目はないニャ?
ないんです。
僕自身、ずっと親に管理してもらったので、その切替のタイミングがわからないんですよね。
なので親の管理から子ども自身による管理にどのように移行しているのか、興味があります。
将来は移行させるつもりニャ?
その方がいいんじゃないかと思ってます。
理由は、
① 大人になる前に金融リテラシーを身につけてもらいたい
② 子どもが思う大金の額と、大人が大金と感じる金額には差がある
特に①は切実な問題だと思ってます。
日本の教育課程では「金融」の知識を得られる機会は、ほとんどありません。
多くは大人になってから金融というものと向き合うことになります。
それじゃダメニャ?
ダメとは言い切れませんが、リスクが高いと思います。
ここで言うリスクとは、「機会損失」や「騙されるリスク」などです。
お金は貯めるか使うかの2択ではなく、運用するという選択肢があることを早い段階で知ることは、それだけチャンスが増えるということに直結します。
特に積立投資に代表されるような投資方法では、単純に期間が長いほうがリスクも下がるし、結果も得られやすくなります。
運用することが「攻め」だとすれば、騙されないようにすることは「守り」です。
騙されないようにという言葉を使うと「詐欺」などの犯罪だけのように感じてしまいがちですが、このなかには「合法」のものも含まれます。
例えば、クレジットカードやカードローンなどです。
これらは一定の年令に達したら、簡単な手続きで使えるようになります(条件はいろいろですが)。
クレジットカードやカードローンが悪いわけではありません、ただそれは正しく使うだけの知識があればの話です。
金融に対する知識が乏しい状態で、クレジットカードやカードローンに手を出すと取り返しのつかないことにもなりかねません。
また投資商品の勧誘に対しても、自分で正しい判断ができずに営業トークに乗りやすいとも言えます。
ほかにも挙げればキリがないですが、自分の身を守る意味でも金融リテラシーを早い段階で身につける必要があると思います。
②は、もしかしたら①よりも実感している人は多いかも知れませんね。
例えば1万円、子どもにしたら大金ですが、大人になってみると大金とは言えません。
(お金の重みを感じるという意味では、また話は変わってきますが…)
子どもの時に欲しいものも買わずにガマンして親に貯めてもらっていても、いざ大人になってしまえばそのガマンに見合うだけの価値がそこにあるかは怪しいです。
たぶんないニャ
人それぞれですけどね、でも期待以上のものではないと思います。
それならそのお年玉はもらった時に、自分でどうするか(使う?貯める?運用する?)を考えるほうが同じ金額でも満足度は高く、価値があるんじゃないでしょうか?
お金に対する知識も大切ですが、それ以上に経験も大切です。
すべてを親が管理していては、その機会を奪ってしまうことになりかねないのです。
子どものお年玉の管理方法
これは親が自分の子どものお年玉を管理している(一部・全部)と答えた人に対して、その管理方法を複数回答で答えてもらった結果です。
円普通預金、圧倒的ニャ
一人勝ち状態ですね。
「とりあえず貯めとこ」って感じなんでしょうね。
まぁ、現状でいえば、円普通預金も現金保管も、円定期預金もほぼ同じですね、超低金利なので。
この結果で僕が気になったのは「投資信託」と「株」です。
それぞれ前年よりも増えています。
それでも、どっちも3%台ニャ。少ないニャ。
たしかに割合で言えば、まだまだ全然です。
でも、増加傾向がみられることが大切なんです。
親が「使う」「貯める」の2択でしかお金をみていなければ、子どもも当然その2択の中で生きていくことになります。
難しいことを教える必要はないんです、ただ「運用する」という第3の選択肢があるということを身をもって提示することがポイントなんです。
運用するという選択肢があることさえ子どもに伝えることができれば、子どもが考えるキッカケになります。
そのキッカケ作りのためにも、子どものお年玉(たとえその一部だけでも)を投資信託や株で運用しておくことは有用だと思います。
実際にやってるところを見せるのが一番分かりやすいニャ
そういうことです。
まとめ
僕が思うに、お年玉って子どもにお金の扱い方を教えるのに最適なツールです。
いわゆる「浮いたお金」ですからね、仮にゼロになっても生活には支障のないお金です。
子どもの将来のためにお年玉を有効活用する方法はいろいろあると思いますが、子どもの金融リテラシーを高めるために役立ててみるのもひとつかな…って思います。
学校じゃ教えてくれないことは、親が教えるニャ
スポンサードリンク