今回はちょっと愚痴っぽい内容になってしまうかもしれません。
ブログは愚痴のはけ口ではないニャ
それはわかっているんですが…
まぁ、男性の育児休業取得者への理解が、一定に進んでいるわけではないよ?ってことを、僕の実体験から共有できればと思ったので、このテーマにしてみました。
ものは言いようニャ
…このひねくれた猫はほっといて、先に進めます。
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事の発端
出産が終わって育児が始まりだすと、1ヶ月検診以降は徐々に「ママ向け」のプログラムの案内を受けるようになります。
プログラムの運営主体はいろいろあると思うんですが、妻のところに届いたものでは出産した産院や市、公立保育所などからお誘いがありました。
ちなみに「パパ向け」の提案はいまのところゼロです。
かろうじてあったのは、公立保育所の園庭開放の案内に、「パパの参加もOK」と吹き出しで書かれていたくらいです。
(ちなみに園庭開放とは、乳幼児がいる家庭向けに、保育所を一般開放するイベントです。保育士さんも何名か参加しているので育児についての質問もできるし、ほかのママさんとの交流の場にもなります。)
ママ向けばっかりニャ
平日に行われるプログラムがほとんどなので(園庭開放は土曜日もありました)、パパの参加を促しても結果はついてきにくいのはわかるんですけど、内容的にパパでも受けられるプログラムであれば、せめて「パパママ宛」に案内を出してもらいたいです。
というわけで、ママ向けに来た案内に対して、申込時に「パパも参加したいのですが」と伝えてみました。
冷やかしニャ?
いえ、パパ向けのプログラム提案がほとんどないことにイラッとしたのは事実ですが、純粋な知識欲求から参加したいと思ったので妻と一緒に申し込んでみました。
その結果、各運営主体の返答は下記の通りです。
僕の参加希望に対する返答集
産院の返答
プログラム内容は「赤ちゃんの成長について」「会陰体操(骨盤底筋群の筋トレ)」「離乳食の作り方」になります。「会陰体操」は産後のママだけに必要なものですし、対象の部位が部位ですので、その時間はパパには席をはずしてもらうことになりますがよろしいですか?
市の返答
パパはお子さんと一緒に育児室で待っていてください。
公立保育所の返答
パパもぜひ来てください!ママばかりだけど気にせず参加してくださいね!
市の対応が気になるニャ
そこなんですよ!
パパを参加者として認めずに、ママの「お連れの人」的に扱っているんです。
いや、市の職員にそういう意識はないかもしれませんが、言われた側はそう受け取ってしまいます。
内容がママ専用だったとかじゃないニャ?産院の会陰体操みたいに。
「離乳食づくり」です。
性別関係ないやつニャ
そうなんです。
離乳食なんてパパママどっちが作っても問題ないですし、むしろパパもできる方が作業も分担できて、ママはママしかできないことに時間をとれるようになると思うんです。
ちなみに妻に聞くと、当日定員割れだったそうです。
家事・育児はママがするものって古い考えが残ってる気がするニャ
公的機関が率先してパパの育児参加を進めていってもらいたいんですけどね…制度もより良くしてもらいたいですが、それ以上に人が変わらないとダメですね。
他の2つには参加したニャ?
えぇ、せっかくの機会ですから参加してきました。
産院主催のプログラム
このプログラムでは、前述のとおり「赤ちゃんの成長について」「会陰体操」「離乳食の作り方」の3つのテーマで約2時間行われました。
申し込み時の約束通り2つ目の「会陰体操」では席をはずしたのですが、そのときに講師役の助産師から、
「会陰体操が終わったらお声かけしますので、廊下のイスでお待ちください」
と言われ、待っていたのですが…結局声をかけてもらうことなく、気づいたらプログラムは終了したようで、ママさん達がぞろぞろと出てきました。
…忘れられてたニャ?
たぶん。
男性の参加者は僕だけだったので目立っていたと思うんですが…残念でした。
公立保育所主催のプログラム
このプログラムは週1回の3週連続・全3回行われました。
参加者20人くらいいたのですが、やはり男性は僕だけでした。
ただ、「お連れの人」扱いではなく、どの回も必ず一度は男性の立場での意見を求められました。
全3回のプログラムが終わったあとで、講師役の保育士さんから、
「パパが参加してくれるといい刺激になるわ。まだまだ育休をとるパパは少ないけど、もっともっと増えたらいいのに。長期で育休取るのって大変でしょ、すごいわね!まわりのパパにも勧めてあげてね」
と大絶賛されてしまいました。
まとめ
各プログラムに参加してみて、パパへの情報提供の場はまだまだ少ないし、パパに対する対応の差もまだまだ大きいなって、あらためて実感しました。
もっと育休取る男性が増えれば、まわりの対応も変わりそうニャ!
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